2017年5月7日日曜日

5/6 明治安田生命J1リーグ第10節 VS 柏レイソル @ 日立柏サッカー場

第10節
2017年5月6日(土)14:03KO 柏

スタジアム日立柏サッカー場主審家本 政明
入場者数14,015人副審堀越 雅弘、岩田 浩義
天候 / 気温 / 湿度晴 / 27.8℃ / 59%第4の審判員高寺 恒如
スターティングメンバー
柏レイソル
 
セレッソ大阪C大阪
 
  • 監督
  • 下平 隆宏
 
  • 監督
  • 尹 晶煥
柏レイソル
C大阪セレッソ大阪
今回対戦今季平均
データ項目柏レイソルセレッソ大阪柏レイソルセレッソ大阪
FK14121713
CK1454
PK0000
シュート871111
警告/退場0/01/01/01/0

<監督・選手コメント>

柏レイソル 下平隆宏監督
セレッソ大阪 尹晶煥監督

柏レイソル クリスティアーノ選手、中谷選手、中山選手
セレッソ大阪 杉本選手、柿谷選手、清武選手、山口選手、丸橋選手、山村選手

柏レイソル クリスティアーノ選手、中山選手、中村選手、手塚選手、輪湖選手、中谷選手、伊東選手、中川選手、小池選手柏レイソル公式

ミッドウィークのカップ戦から中2日で迎える 明治安田生命J1リーグ第10節。セレッソ大阪はアウェイ日立柏サッカー場で柏レイソルとの対戦し1-0で敗戦。リーグ戦第2節以来の黒星でセレッソ大阪の公式戦無敗記録は11でストップすることとなりました。

■メンバー

柏レイソルのメンバーは、前節新潟戦で負傷交代となった大津に代わり、負傷から復帰した武富がそのまま左SHに入る他は変更なし。先発も予想されたディエゴ・オリヴェイラはベンチスタートとなり、リーグ戦3連勝中と調子を上げているそのままのメンバーとなっています。

一方のセレッソのメンバーは前節川崎戦と全く同じ。
ベンチメンバーには変更があり、リカルド・サントス、水沼、秋山が外れ、ルヴァンカップで良いプレーを見せていた茂庭、丸岡、福満がベンチ入り。福満はセレッソ大阪加入後、リーグ戦では初のベンチ入りとなっています。

■セレッソの守備

柿谷が前にでる
柏のキックオフから始まったこの試合。最初に手塚がCBの間に入って3バック化した時に、セレッソは柿谷を前線に出して2トップ+柿谷の前線の枚数を3人にし、ディフェンスとの枚数をあわせる形を見せてきます。
とはいえこの時はボールホルダーに対して激しくアプローチを掛けに行くのではなく前でステイ。セレッソが中央を閉めているので柏がサイドにボールを出すと4-4-2の形に戻し、ブロックを作ります。
このように敵陣で相手にアプローチをかけに行く形と自陣でブロックを使い分ける形を取るセレッソ。頻繁に高い位置からアプローチをかけに行く訳ではありませんが、チャンスとあれば前線の枚数を3枚にして4-3-3の様な形でアプローチをかけに行きます。
この時に狙っているのは次にボールがでた所。前に出た3人の後ろに出した所で両SBとソウザ、清武の4人が前向きでアプローチをかけ前線3人のプレスバックと挟み込む形でボールを奪いに行きます。これが可能なのは長いボールを蹴った時にヨニッチと山下の2人で跳ね返す事ができるから。2分にはヨニッチとカバーに残っている山口との中途半端な位置にボールを落とされたので一気にボールを運ばれ武富に折り返されるシーンが作られましたが、それ以外はバランスよく対応出来ていました。
そして4-4-2のブロックを作った時はいつもの中央を閉める形。
この形に対して柏はブロックの中にボールをなかなか入れられず押し出されてしまう場面が続きます。
クリスティアーノと中川の2トップはボールがなかなか入らないので引いてくる場面が続き、左サイドから武富が斜めに裏に飛び出す動きを見せますが、ブロックを動かすことができていないのでセレッソにとっては大きな問題になりません。
その結果中央を閉める事で開いているサイドで伊東がスピードを活かした縦への突破を狙ってきますが、丸橋も対伊東という事で準備は十分してきたようで、スピードを警戒して普段よりも距離を取る対応でカバーしていました。

■柏の守備

ボランチを狙っていた柏
柏の守備はセレッソよりも積極的。高い位置から2トップを中心にアプローチを仕掛けてきます。2トップと2SHはかなり献身的です。
そしてこの試合でおそらく柏が狙っていたのはセレッソのボランチの所。
セレッソのボランチにボールが入ると柏のボランチがすかさずアプローチをかけ、2トップがプレスバックしてくるところが何度も見られます。
そしておそらく対ソウザに関してはかなり研究して狙ってきてて、一発で取りに行くとかわされるのでアプローチをかけるけど飛び込まない。ただここでボールは持つので、アプローチをかけてプレーを制限し、中川のプレスバックで挟み込んでボールを奪おうという意図が試合の序盤から見られます。
しかしこのボランチを狙ってくる動きに対して、セレッソは清武がアプローチをかけようと狙っているボランチの裏へスルスルと侵入し、ここでボールを受けることでペースを握り始めます。
ここが空いてしまうのはセレッソが攻撃で山村と杉本のロングボールを織り交ぜここを一発で狙うという選択肢を持っているからで、前線にボールが一気に入ってくる事があるのでCBも押し上げ切れなくなっていました。
この清武が中央に入ってくる動きに対して柏はちょっと手こずっていて、柿谷に対しては結構小池がついて来るのですが、清武は逆サイドにまでくる事があるので輪湖は行ききれず、特に手塚にとっては前に山口後ろに清武と難しい状況になっていました。

セレッソは開始2分に杉本の左足シュートでこの試合の初シュートを放つと、7分にはその清武が中央に入る動きから左サイドに展開。10分には前に3人出しての守備から丸橋が左サイドを抜け出しクロス。16分には前向きでヨニッチが奪ったとことから、山村、清武、杉本、山村とポストプレーを使いながらボールを一気に前進させ、最後は山村のスルーパスで清武の折り返しという形をつくります。
この16分に形は尹晶煥監督が狙っている今シーズンのセレッソの攻撃の形としては狙っている最もスタンダートな1つですが折り返しは合わしきれませんでした。
また終了間際の杉本が切り替えして左足でシュートを放った場面も、杉本のポストプレーから3人目の柿谷の飛び出しに清武がスルーパスを出すというこれも今シーズンのセレッソが狙っている形で、柿谷は杉本に絶妙なラストパスを通しますが杉本の切り返しは足元に入ってしまいシュートは中村がセーブと決めることが出来ません。
前半のシュートの本数は柏が3本、セレッソが5本とセレッソの方が多かったのですが、ゴール前に運ぶ回数はそれ以上にセレッソの方が多かったのではないでしょうか。

■思わぬ失点

ヨニッチのちょっとしたコントロールミスから中川がボールを奪い一気に前線に運ばれる場面を作られるものの山下がクリスティアーノのスルーパスをストップするというちょっとドキッとさせる場面があった後半の立ち上がり。
キム・ジンヒョンのゴールキックが大きく風に戻されるというシーンも見られました。
そんな後半の立ち上がりで柏に変化を感じさせたのは、ボールを持った時にクリスティアーノと武富が見せるポジションチェンジの頻度が上がった所。前半はボールが入らないから引いてくるという動きが多かったクリスティアーノですが、後半は最初にサイドに流れてそこでボールを受ける。でその時に武富が中央に入っていくという形を繰り返します。
また50分に小池が伊東で丸橋を釣って山下との間をインナーラップで縦に抜け出そうとしますが、この形は前半にほとんど見られないものでした。

ただ試合が動いたのはそういう事とは全く関係ないプレー。クリスティアーノがちょっと雑に出したボールを丸橋が蹴った所でそのボールがクリスティアーノにあたってそのままゴール。なんだかよくわからない形で失点してしまいます。
このボールにたいしてヨニッチや山口はキム・ジンヒョンに任せるようにジェスチャーをしていましたが、丸橋が蹴ったという形。ただ多分丸橋はこの時きっと前線に残ってる山村にめがけて蹴ろうとしてたんだと思います。その近くには清武も残ってたので、相手が前にでてるから一気に狙えるんじゃないかという判断だったと思います。
しかし蹴ったのは右足で、しかも丸橋は結構雑にボールを蹴っちゃうところがあるので思っていたようなコントロールができず、まさかのクリスティアーノにあたってしまう、そしてまさかのそのボールがゴールに飛んでしまうという事になったのでしょう。

■攻められないセレッソ

ここからちょっとリズムがおかしくなり、再開直後には山口が手塚を倒しイエローカードを受ける事に。ここはちょうどその前のプレーで家本主審がボールに近寄ったので、山口が手塚にアプローチをかけるところでちょっと障害になってしまいまっすぐに行けなかったからというリズムの悪さを象徴するようなシーンです。
失点前は後半に入ってからもペースは握っていたのでそのままで良かったんですが、失点の仕方が悪かったので必要以上に入れ込む形になってしまった様です。
65分〜
ここで柏は選手交代。65分に武富に代わってディエゴ・オリヴェイラを投入し、クリスティアーノを左SHに回します。
この時間帯のセレッソは、完全に自分たちでペースを乱していて焦って縦に入れるから2トップには全然ボールが収まらないし、柿谷は中の前線で張りっぱなし。それまでと同じように中盤で一旦ボールを受ければ良いのに前へ前へと焦っているようでした。
また杉本が相手のタックルを引きずるようにどんどんドリブルでボールを運んでいくという昨シーズン見せていたようなプレーで一気にボールを運びますが丸橋へのパスがずれ、何故か杉本が怒っている。引き分けが続いた去年のシーズン後半にも見たような景色です。
76分〜
セレッソはここで選手交代。72分にソウザと山村を代えて木本と関口を投入。清武をトップ下に回します。
中盤をすっ飛ばす様な形が続いていたので、真ん中に清武を置いて、サイドには関口をという事なのでしょう。
またソウザに関しては前半から狙われていたものの、この時間に入って中盤で前線との距離が開く事でボールを奪われやすくなっていたからでしょう。
それに対して柏は76分、手塚に代えて細貝を投入。守備を重視した交代です。

■前がかりになるセレッソ

時間も経過し柏が守備を固めてきた事でどんどん前がかりになるセレッソ。
柿谷はもうほとんど前線の中央にいます。
それを上手く活かすように80分、杉本がボックス左隅でボールを納めることで中谷を引き出してクロス。そのボールを柿谷がオーバーヘッドで狙った場面は決定的なチャンスでしたがシュートは惜しくも枠を外してしまいました。
82分〜
82分にセレッソは松田に代えて田中を投入。
ボールを持った時に3バックに
守備では4-4-2ですがマイボールになると柿谷が中央にはいるので、丸橋を前に出し残りの3人がスライドする3-4-2-1の様な形にします。
ただ、柏も前がかりになるセレッソの自陣のスペースをクリスティアーノ、ディエゴ・オリヴェイラの個人技、伊東のスピードで使い時間を経過しようと狙ってきます。
またセレッソの丸橋と関口の両サイドに対して伊東や中川が献身的にプレスバックする事でなかなかセレッソのサイドにチャンスを作らせてもらえません。
90+2分〜
90分ごろから、セレッソが木本も前線に上げパワープレーを始めると90+2分に柏も伊東に代えて鎌田を投入し5バックに。
最後には田中からのロングボールを杉本が胸で落とし、それを狙っていた清武がボレーシュートを放つも、ディフェンスにあたってコースが変わったシュートを中村が超人的な反応ではじき出しノーゴール。そしてそのまま試合が終了となり1-0で柏レイソルの勝利に終わりました。

■その他

3/4のリーグ戦第2節、浦和レッズ戦以来となる悔しい敗戦となりました。
そんなにやられたシーンはなく、しかもアンラッキーな形での失点だったので特に悔しい試合ですね。
ただ、失点シーン以上に攻撃でゴールが奪えなかった事が悔やまれます。
攻撃に関してはクサビの連続や3人目の動きでアタッキングサードに入るなど崩す手前の形まではトレーニングの成果が現れていますが、崩すという所ではまだまだ個々の才能に頼っている所がふんだんにあるので、どうしても最後がズレたり迷ったりでこういう展開の試合が増えてしまいますね。
あと、失点後しばらくの時間帯はリズムが本当に悪く、気持ちばっかり先走ってまるで去年に逆戻りしたような形になってしまっていたのも悔やまれます。まあ、この試合での失点は普通の失点ではなかったので、そういう思わぬ展開になるとちょっとまだ戻ってしまうのでしょう。

あと、失点後の柿谷が中央に入っている形は、そもそもは柿谷が自分の判断で点が欲しいから中へと入っていったんだと思っていますが、もしかするとなんらかの形で使えるように整備するかもしれませんね。





2 件のコメント :

  1. サカニシキ2017年5月8日 13:50

    Akiさん、こんにちは!
    現地ビジター自由で観てました。

    現地では拮抗してる印象でしたが、改めて試合を見ると失点するまではわりとセレッソペースでした。

    そして失点した後が残念でした。
    選手も焦っているように見えたし、現地の応援もなんか早く取り返さないと!みたいな雰囲気になっていたので、こういうとこでいい意味でふてぶてしくなって欲しいなと思います。
    先制された試合もまだリーグ戦では3つ目なので、これからの課題ですね。。

    失点後の展開なのですが、セレッソが焦ってしまった原因の1つとして、柏がボールキープする時間が増えた事もあるのかなと見ています。前線でのディエゴオリヴェベイラもそうなのですが、けっこう後ろでキープする時間が増えたように見えたのですが、失点前とセレッソの守備の仕方が変わったりしたのでしょうか?

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    返信
    1. コメントありがとうございます。
      柏がボールキープする時間が増えたのは、セレッソのボールの失い方が変わったからだと思います。
      失点の仕方が悪かったからそうさせたんじゃないかと僕は思っているのですが、一発で前を無理に狙うからボールを失う。そしてそういう失い方をするから守備への切り替えも上手くいかない。なので柏が楽にボールを持てるようになったんじゃないでしょうか。

      削除

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