2016年3月19日土曜日

明治安田生命J2リーグ 第4節 vs モンテディオ山形 プレビュー

2016年3月20日 13時00分:NDソフトスタジアム山形
予想スタメン

おそらくJリーグ記録ではないかと思われる4試合連続ホーム開幕戦もついに最後の4試合目となるのはアウェイNDソフトスタジアム山形でのモンテディオ山形戦。
山形との対戦は2011年以来5年ぶりとなります。

■モンテディオ山形
昨シーズンはJ1で戦ったものの残念ながら降格となってしまった山形は16名の選手が退団。
キム・ボムヨンが広島へ、當間、宮坂が松本山雅へ、他にもロメロ・フランク、舩津、中島、萬代、高木純平、山崎などがチームを去りました。
そして新加入選手は12名。
昨シーズンは新潟でもプレーした佐藤優平の他、水戸から鈴木雄斗、栃木から荒堀、1つ空いた外国人枠をつかってディエゴ・ローザを獲得。
そしてシーズン開幕直前に昨シーズン途中にもオファーをだしていた念願の大黒を期限付きで獲得しています。
システムは昇格した2014年の途中から3バックを継続。
前線は大黒をCFに入れシャドーにはディエゴと川西。ディエゴはフリーマン的に動くので大黒との2トップに見える場合がありますが、基本的には大黒1トップの2シャドーという認識でも良いでしょう。また新加入のディエゴ・ローザはスピードがありますが、CFタイプではなく、また大黒、ディエゴとセットでの3人同時起用はおそらくディフェンス面での不安で避け、川西が先発という形になっているのでしょう。
中盤はアルセウと佐藤優平。
チームの心臓となっているのがこの2人で、アルセウが中央で構えた所からボール奪取と前後左右へのカバー、そして佐藤優平が運動量を活かして攻守に渡ってサポートをしています。
最終ラインは両WBも含めて5枚。
5バックのセオリー通り中盤センターの2枚脇のスペースはWBが前に喰い付き、残りの4人で最終ラインは足りているという守り方。3バックも引っぱり出される状況になるとボランチが最終ラインのカバーに入る。

■プレビュー
今節に向けセレッソはリカルド・サントスが発熱で週頭の練習を休み、また玉田もインフルエンザで練習を休みと体調不良で離脱者がでました。
ここまで3試合全てに先発しているリカルド・サントスはコンディションがどこまで戻っているかという問題になるでしょうが、間に合わない場合は杉本が1トップで先発、右サイドに関口が入る可能性が高そうです。
一方の山形は前節と同じメンバー。大黒ワントップでディエゴと川西がシャドー、ボランチは佐藤優平とアルセウの3-4-2-1となる可能性が高そうです。

第2節の後半途中に水戸がシステム変更で3バックにしてきましたが、この山形戦は今シーズン初めて本格的に3バックのチームとの対戦となります。
セレッソの予想スタメンが杉本のワントップで関口の右サイドとなるのもそこで、第2節に水戸が3バックに変えた時に効果的だったのが関口の右サイド。1枚のWBに対して関口と松田の2人が仕掛ける形になり立て続けにチャンスを作ったので水戸は3バックをスグに諦め再び4バックに戻すという展開になりました。
おそらく大熊監督はそのイメージが残っていると思いますので、できるだけ関口を右サイドで起用しようとする、ということで杉本を1つ前に出してという形を取るのではないでしょうか。
ただ、リカルド・サントスのコンディションがもし戻っているようであれば通常の杉本が右SHに入る形になるかと思われます。
しかしこの水戸戦の対3バックが上手くいったのは、水戸が3バックに変えたタイミングと関口投入のタイミング、そして関口の1つめのプレーで右サイドを破ったというセレッソに理想的な展開になった事も味方しました。
また既にリードを奪ってからという事もあって、山村をしっかり守備に専念させる事ができる状況でもありました。
しかし今節は最初からなのでそういうわけにはいきません。
セレッソの守備は4-4-2でセットしながらもどうしても人に喰い付いて引っぱり出される形になってしまっているので、3バック・ミスマッチ系の相手の場合、引っ張られてよりスペースや人を空けてしまう可能性もあります。
ここをCBとSBがきっちり対応することができれば、山形の最終ラインはギャップを作ってしまう事も多いので、柿谷やブルーノ・メネゲウからゴールを奪うだけのチャンスは作れるはずです。

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