2015年10月20日火曜日

10/18 明治安田生命J2リーグ第37節 VS ザスパクサツ群馬 @ 正田醤油スタジアム群馬

第37節
2015年10月18日(日)15:04KO 正田スタ

スタジアム正田醤油スタジアム群馬主審井上 知大
入場者数6,916人副審小椋 剛、清野 裕介
天候 / 気温 / 湿度晴 / 23.2℃ / 57%第4の審判員小出 貴彦
スターティングメンバー
ザスパクサツ群馬群馬
 
セレッソ大阪C大阪
 
  • 監督
  • 服部 浩紀
 
  • 監督
  • パウロ アウトゥオリ
ザスパクサツ群馬群馬
C大阪セレッソ大阪
今回対戦今季平均
データ項目ザスパクサツ群馬セレッソ大阪ザスパクサツ群馬セレッソ大阪
FK12121315
CK1746
PK1000
シュート711911
警告/退場0/02/01/01/0

<監督・選手コメント>

セレッソ大阪 パウロ・アウトゥオリ監督
ザスパクサツ群馬 服部浩紀監督

セレッソ大阪 山口選手、山下選手、中澤選手、丸橋選手、扇原選手
ザスパクサツ群馬 吉濱選手、松下選手
ザスパクサツ群馬 江坂選手、乾選手、吉濱選手

前節の勝利で何とか自動昇格圏争いに踏みとどまっている状態のセレッソ大阪。前節8試合ぶりの勝利を収めたザスパクサツ群馬とアウェイ正田醤油スタジアム群馬での対戦は、ロングスローでスクランブル状態を作られての失点とカウンターからのPKで2点を失い痛恨の敗戦。自動昇格圏が大きく遠のく結果となってしまいました。

■メンバー
ホーム、ザスパクサツ群馬のメンバーは前節徳島に勝利したメンバーを中心にしながらも、CBで佐藤とキム・ジョンミンの高さに対抗し続けた川岸がウイルス性の結膜炎で欠場。代わりに徳島戦の前までCBに入っていた乾が入っている予想通りの布陣。

一方のセレッソは玉田、田代、関口が離脱していた影響もあって前節から4人を入れ替えた先発布陣。玉田、田代はベンチスタート、関口はベンチ外、また前節先発ながらハーフタイムで交代となったマグノクルスは先発を外れ代わりに後半スタートから入った秋山と日本代表から戻ってきた山口、また前線には楠神が入っています。
という事で、布陣は久しぶりの4-3-3。関口の代わりにマグノクルスを入れた4-4-2ではなく、秋山と楠神を入れた4-3-3を選びました。

■群馬のプレッシングをどうするのか
マッチアップ
セレッソのフォーメーションは4-3-3。群馬のフォーメーションは4-2-3-1。4-2-3-1の場合、そのまま守備をすると2の横に広大なスペースを作ってしまうので通常はトップ下の選手が前にでる4-4-2で守る事が多くなっています。群馬も守備は4-4-2で行っていました。
4-4-2は4-4のラインを作ることができ、前線にも2枚を置けるので守備のバランスが取りやすいフォーメーションですが、4-3-3とマッチアップした時は中盤の3の真ん中に入る選手、通常アンカーと呼ばれるポジションの選手を誰が見るのかという問題が出て来ます。
特にこの日の群馬の様に目の前に喰い付いて高い位置から守備をするチームにとっては、このミスマッチは解消しておく必要があります。
群馬の守備とその外し方
群馬の最初の狙いは前から捕まえに行く形。具体的には小牟田とファン・ソンスがCBにプレッシャーをかけに行った時に坂井と松下も連動して扇原を捕まえに行く形、またその時に田中と丸橋も江坂と吉濱のSHで捕まえに行きます。
それに対してセレッソは、扇原のポジションを落として群馬最終ラインの裏へロングボールを使う。そのバリエーションとしてSBにずらしてからSBからも裏へロングボール。これで少しボランチが出てくるのが遅れ始めると、またSBに出た時にインサイドハーフの山口と秋山がボランチ脇のSHの元いたスペースに出る。これで坂井と松下のボランチコンビが前に出てくる動きを止めてしまいます。
ここまではセレッソの狙い通りの形です。

■外と中、横幅の問題
SBへの展開
ただこれでセレッソが完全に思い通りに攻撃ができていたわけでもありませんでした。それはセレッソの中盤3枚に対して群馬のダブルボランチは後手を踏んでなかなか前に出て行く守備ができない様になっていましたが、江坂と吉濱のSHはSBにボールが入った時にダブルボランチほどストレスを感じる事無くオートマチックに前に出ていく事は続ける事ができていたから。
本来なら坂井と松下のダブルボランチを止めるという事は、群馬の2トップの守備がCBと扇原を含めた3人とFWの2人で数的不利になっているので孤立してしまうんですが、その2トップを3人で外し切る前に簡単にSBに出してしまうのでそこで群馬のSHがオートマチックに前に出るチャンスを与えてしまっていました。
前半の15分ぐらいから中継映像では集音マイクで何度も服部監督の「ハマった!」って声を拾っています。立ち上がりはおそらくセレッソの中盤のトライアングルになかなかダブルボランチで守備をハメる事ができていなかったのでストレスを感じていたのだと思われます。なのでその後SBの所で数的同数の局面を作る事ができた時に「ハマった!」と言っていたのでしょう。
中と外
マルチネスがいたクルピ時代からそうですが、セレッソは後ろの数的有利で作った時間とスペースを順番に送っていくいわゆる「ビルドアップ」という作業が実はあまりうまくなく、時間とスペースを1つの長いパスや前線の動きの変化で作ろうとする傾向があります。相手が高い位置でブロックを作りSBやボランチにボールが入った時にプレッシングをかけてくる迎撃プレスをしてくる守備に手を焼きがちなのはそれが理由なんですが、それはちょっと横に置いておきます。
要するに後ろの3人で2トップの後ろまでボールを運んだ時に、この日のフォーメーションだと扇原と楠神とパブロで相手のダブルボランチ脇のスペースを1度使う事ができればSBの所に時間とスペースを作る事ができるんですが、それを時々できているものの意図的に再現性を持ってできないので服部監督に「ハマった!」と言わせてしまう状態になってしまいます。

とはいえこれまでのセレッソでもそうでしたが、今シーズンもセレッソの攻撃はSBがかなり重要になっています。特に丸橋の入る左SBは前に入るパブロと合わせて多くのチームがここを止めようと対策を練ってきている様にここが攻撃の起点になっているのでここを捨てる訳にはいきません。
なのでチームとして時間とスペースを十分に作ってあげる事ができていなかったとしても、ここで丸橋に何ができるかはかなり重要です。しかしこの日の丸橋は足にボールがつかない事が多く、ボールタッチが大きくなったり、時間がクロスの正確性もあまりありませんでした。
個人的には、扇原がボランチで相手のプレスに捕まってしまうパターンの試合なんかもそうなんですが、左サイドの丸橋にせよ本当ならそこでフリーになる仕掛けをもう少し作る事が必要なんじゃないかなと感じるところもありますが、この日の様なミスや雑なプレーはそれ以前の問題だったりするので難しい所です。

ただ、群馬はSBの所はかなり軽快しているので横幅という意味では一定の効果がありました。
ですから中と外を効果的に使うことができていればゴール裏まで一気にボールを運ぶ事ができていましたし、左サイドから中に入ってくるパブロや、エジミウソンにグラウンダーのボールで縦に当ててからの展開は一定の効果を生んでいましたので、31分にはエジミウソンに縦に当てた所から山口が飛び出してGKと1対1の場面をつくる事ができていました。

■前半の守備
セレッソの守備
群馬の守備がハマってない事もあって群馬のボランチを押し下げる事ができていたセレッソ。
守備でもその群馬のダブルボランチに対してセレッソのインサイドハーフの2人がプレッシャーをかけ、扇原が出ていったインサイドハーフのポジションに出てカバーすることで群馬は中央からの展開がほとんど出来ずに攻撃らしい攻撃はほとんど出来ていませんでした。
シーズン前半のセレッソの4-3-3でも3センターのスライドが中心で4-1-4-1で守るような形はほとんど無かったので、サイドチェンジをされた場合の問題はあったもののアンカー両脇のスペースが問題になることは少なかったのですが、この日は前に出る事でスペースを消していました。
ただ気になったのはプレビューでも書いた楠神とパブロのポジションで、例えば楠神は山口が前にプレッシャーをかけに来た時は川島について下がっていくのですが、逆サイドのパブロは中盤のラインに入る素振りはあまりない。逆サイドでも同様で、秋山が前にでるとパブロは小柳について下がるけど楠神はあまり下がらない様子が見受けられました。
プレビューではここの守備が徹底しないと中盤の守備が機能しない可能性があると書きましたが、前半はセレッソの中盤の真ん中3人が群馬の中盤の真ん中2人を潰せていたので大きな問題になることはありませんでした。ただ、この両サイドの守備は違った形でポイントになってしまいました。

■後半開始早々の失点
セレッソとしては中と外の使い分けや左サイドの攻撃に不満はあるものの内容では群馬を上回っておりそのまま続けて行けば良いだろうという前半でしたが、試合を動かしたのは群馬でした。
前回対戦時の同点ゴールと同じく左SB川島のロングスローでスクランブル状態を作られ、そこから戻したボールを吉濱がシュート。一度は山下がブロックするものの跳ね返りを右足で打たれてゴールに吸い込まれます。
このシーン、左SBの川島がスローインなので楠神はスローインの前に立っています。しかしパブロは戻っていません。なのでこのシーンはこのロングスローに対して4-3で守っている訳です。
なので最初のスローインでスクランブルを作られた時に秋山が絞ってるのでその外側つまり吉濱の所にはだれもいない。丸橋は最終ラインにいるので少し距離がありました。
今シーズンの序盤に散々あったように、中盤3のスライドだけで守ると絶対にここが空くんですけど、ここに来て同じミスを繰り返してしまいました。ちなみにこの次のロングスローからパブロは戻っています。

失点こそ喫したもののセレッソにしてみればワンチャンスを決められただけで、ゲームのペースは握っていたので続ければいいって所なんですけど、チーム状態がそうはさせないのと、前半の45分でセレッソの守備は結局4-3だって事がバレたというのもあるのでしょう。
セレッソの攻めるスピードが上がった反面、特に群馬の両SHが中心となったカウンターを受ける場面が増えていきます。
73分〜
セレッソは72分に楠神に代えて玉田、73分に秋山に代えて田代と攻撃の切り札を投入。
おそらく玉田は楠神のポジションにという事で入ったんだと思いますが、その直後にアクシデント絡みもあってスグに田代が入ったので、ボールを持っているときは良いのですが例えば右サイドは誰が守るのかがよくわからないような状況になってしまい、相手のカウンターを受ける回数も増えていきます。
そんな中でも個の能力でボールを運んでチャンスを作っていきます。ですが、個の能力任せだと役割が整理されていないので効果的な形にはなりにくい。
FWはパブロも含めると4人います。ですがこのメンバーがそれぞれ得意な形でやってしまうと例えばクロスの時にニアに入ってくるのはエジミウソンしかいないんです。
それでもチャンスをつくってしまうんで、決めてくれたらというところもあるんですが…
最終メンバー
群馬は82分に小牟田に代えて野崎を投入。
そしてその直後、セレッソは右サイドを崩して田中からのクロスが入りますがやっぱりニアに入るのはエジミウソンのみ、流れたボールをパブロが拾いますがマイナスのボールをカットされるとカウンター。扇原も上がってしまっていたので自陣に残るのはCBと山口の3人のみで4対3の数的不利から大外のファン・ソンスを丹野が倒してPK。それを江坂に決められ2-0となってしまいました。

その後群馬は吉濱に代えてユン・ヨンスンを左サイド、ファン・ソンスに代えて永井を右サイド、江坂をトップ下に。
セレッソは2点ビハインドでも何とか攻め立てますがそのまま試合終了。2-0での敗戦となりました。

■その他
今節は2位の磐田と3位の福岡が共に勝利、セレッソはこの敗戦で2位磐田との勝ち点差が7とかなり厳しい結果となってしまいました。
以前にも書いた事がありますが、確率論の問題でJ2ではこれまでの経験では考えられない様な思い切ったシュートや思い切ったプレーを選択してくる事があります。今シーズンここまでも実際そういったプレーを何度もされてきました。にも関わらずああいったロングスローで失点してしまうのは残念でなりません。だって対面のSBは上がってないからって事なんでしょうけど、ちょっと残念すぎる判断でした。
この試合はゴタゴタの後だっただけにどうしても勝ちが欲しい試合でしたしね・・・



13 件のコメント :

  1. いつも分かりやすい分析ありがとうございます。

    前半はいい感じで攻めてたのに、スクランブルされて失点。
    前線の枚数を増やせど、カウンターからしょうもないPKでジ・エンド。
    まるでホーム金沢戦を見ているような展開にがっかりでした。
    今シーズン、というか今までもというか、やはりメンタルな部分が弱すぎるのが一向に改善されていないと思います。
    この試合も後半早々に事故みたいな形での失点でしたので、まだまだ時間があるのに、結局焦って自滅。
    橋本選手も言ってましたが、あそこでもっとチームを落ち着かせて、鼓舞して、逆転するぐらいのメンタルは期待しちゃだめでしょうかw
    心配なのは残り試合、強いメンタルで闘えるかどうか。
    セレッソもはやくメンタルトレーナーを雇ってほしいですw。

    返信削除
    返信
    1. コメントありがとうございます。
      確かにもったいない展開が多いですよね。

      削除
  2. いつも楽しく拝読しています。
    一部で、監督や外国人選手への批判はありますが、個人的なイメージは以下です。

    ①縦パスが入らない。
    相手を背負ってでも受けて欲しい。そこから前を向いた選手やサイドに出すとか。
    ②クロスボールの種類が足りない。
    早いタイミングでキーパーと最終ラインの間に入れてもいいと思う。
    そうでなかったら、ペナルティエリアの幅で出すこともありかと。
    ③サイドチェンジが遅い。
    パウロがいう「横幅」を使うにしても、相手のスライドスピードに追いつかれているので、回してるだけ?に見える。
    ④シュートを打たない
    打たないと入らない。前が空いたら打ってみたら?と思う。でも、あまりやりすぎると決定力不足って言いますが…。
    ⑤集中力が切れる
    ミスで与えたコーナーキックやフリーキックで失点しているイメージ。
    「まずいヤツ」と思って、嫌な予感がする時がありますが、だいたい失点か決定的なピンチになっている。
    一瞬集中力が切れるイメージ。

    チームのゴタゴタはありますが、団結するのは当たり前です。
    残りは全部勝っても自動昇格は難しいですが、プレイオフにはいい形で入ってほしいです。

    返信削除
    返信
    1. コメントありがとうございます。
      縦パスとクロスに関しては僕も同じ印象ですが、サイドチェンジは遅いですか?
      サイドチェンジから先の展開に不満を感じる事は多々ありますが(苦笑)
      あとクロスに関しては、おそらくレヴィ時代のとにかくSBからニアにアーリークロスパターンがなくなったのもあるんだとは思いますが、サイドチェンジ後と同じくここからの崩しの形は確かにほぼありませんね・・・

      削除
  3. 去年のことがなければ、解任だと思う
    去年のことに引っ張られていると思う

    全てが悪循環だ
    監督を解任するとジリ貧とも思えないほど今がジリ貧

    返信削除
    返信
    1. コメントありがとうございます。
      確かに去年の監督を変えるたびに落ちていった事の影響はあるかもしれませんね。
      ただ、おそらく普通に考えると代えた時の後任になるであろう大熊兄が代えない方が良いと判断しているなら代えない方が良いとは思いますけどね。

      削除
  4. 解任しても意味ないですよ。監督一年目で昇格なんて難しくて当たり前。J2舐めすぎ。
    実際、大宮やジュビロは監督2年目です。
    まあ監督を選んだのも無駄にベテラン選手ばかり集めたのもフロントなんですけどね。

    皆さん知ってましたか?ジェフや京都もベテランばかり集めて昇格に失敗してるんですよ。

    返信削除
    返信
    1. ガンバとかいうチームの監督さんは就任一年で1位昇格されていますよ。
      2年目でJ1三冠、3年目でアジアベスト4だとか。

      ところで、解任しても意味が無いという根拠はありますか?
      スタメンも交代も「普通に」やればいいところを普通にやらずに墓穴を掘っている。
      「普通に」やらないところで成功すれば持て囃されますが、逆はその分倍返しで信頼を失います。
      ここまで、数少なく「普通に」やった部分の勝率が最も良いにも関わらずです。
      そしてインタビュー等でもきちんと説明をしない。
      これはメディアにだけでなく、サポータや選手に対してもです。

      小学生ファンにブーイングされているような監督を解任することに意味がありませんか?
      昨年は解任解任でどんどん墜ちて行きましたし、ただただ解任すれば良いってもんでももちろん無いのは確かです。
      その後どうするのかが一番大事です。

      ただ、シーズンとしては遅すぎますが、プレイオフを考慮すれば、
      もう諦めてしまうのか、それとも何かするのか、やるなら今しかないと思います。

      夢見がちなアホ采配が多すぎます。

      削除
    2. お2人方ともコメントありがとうございます。
      確かにシーズン前に思っていたよりも勝ってないですから色々いいたくなるのは当然だと思いますが、そこまでおかしくも無いとは思いますよ。「普通にやる」というのがどういうものかはわかりませんが。
      インタビューできちんと説明しないという印象もありませんし。

      こう書くと僕がアウトゥオリを擁護していると思われる方が多かったので予め言っておきますが、そのつもりは一切ありません。

      あとこの時期から戦術的な上積みや作りなおす事はもうできないので、本気でプレイオフの為に解任するならまだ1ヶ月以上あるので今だとちょっと早いかなと思いますね。僕なら、もちろんチーム内にこれ以上トラブルが起こったら話しは別ですが、プレーオフのためにって事ならもうちょっと引っ張ります。

      削除
    3. 決定機を奇跡的に防がれたり、事故的に失点したり、選手が怪我したり退場したり、そういったことで勝ち点を逃す監督を、不運の一言で片付けるなら、運も実力のうちという言葉で返したい。

      こういう狙いでこうしたが結果として達成できずに失敗となったという分析が多いですが、監督のその狙い自体が失敗である場合が非常に多いにも関わらず監督のサッカー観を尊重しすぎて不可侵になってしまっているように思います。

      細かい部分ばかり見て、おおまかな観念を見過ごしていると思います。いなしておけば自滅すらしそうなほどの相手に対して、なぜ敗れたり引き分けたりするのか。まずはおびき出すところからなのに、こじ開け、なぐりかかっていく姿勢に問題ありです。緩急の緩の使いかたができないから急が生きないんです。

      こういった東洋的な物の考え方が無いのがアウトゥオリ監督がフィットしない理由ではないですか? 具体例ではなく、共通観念を持つだけで具体はあとからついてきます。

      1年昇格は選手の多数決で戦術決めても今より難しいことではなかったと思います。俺はこんなんが得意だぜと言い合って、選手同士ワイワイやってるだけのほうが現状よりずいぶんマシです。
      ここまで繰り返し結果を出せない監督の言うことなんてもはや全て半信半疑。
      だから彼にはチームをまとめることなんてできない。

      削除
    4. コメントありがとうございます。
      いくつか書いていただいていいますが、
      まず監督がこういう狙いでこうした結果が・・・ってのは、不可侵もなにも分析する上では当然の事ではありませんか?
      例えば僕ならこういうコンセプトでサッカーしますって事を書いて何の意味があるのでしょう?
      ここに関してはこれをはずしてしまうとただのポエムになってしまいますし、毎試合書けなくなってしまいますのでご容赦ください。

      書かてれいるのが概念的な事が多いので、おっしゃられている事と僕の理解が一致しているのかどうかはわかりかねますが、アウトゥオリ監督がフィットしない理由は、書かれている東洋的な考え方が無いとかそういう事ではないと思っています。
      また監督の狙いが失敗である場合が非常に多いとも断定しておられますが、そんな事もないと思っています。流石にそれは偏り過ぎです。

      まだシーズンも終わっていないので、現時点で僕の考えるフィットしない理由を具体的に細かく書くことはできるだけ避けたいのですが、少しだけ書くとするとアウトゥオリはもちろん選手もを含めたチーム全体がコンセプトやチームの狙いを具現化する部分に不足があると考えています。

      結果が出ていないので不満を感じるのは当然だと思いますが、流石に選手の多数決で戦術決めてというのはありえないです。
      むしろ今アウトゥオリがやっている方法が枠だけきめて選手を並べてという方法だと感じているので、そっちの方が現時点で僕が感じている問題点に近いかなと思いますよ。

      削除
  5. 最初の失点のシーンで、パブロにポジションを下げるよう指示できる選手がいればいいんですが。
    みんな自分のことで精一杯なのかどうか。

    返信削除
    返信
    1. コメントありがとうございます。
      そうですね、マルや大地が声をかけないと行けない場面だったと思います。
      ベンチからは「パブロ!」って声も聞こえてるんですが…

      削除

新着記事

人気の投稿

セレッソ大阪公式Twitter

楽天

楽天トラベル