2014年3月23日日曜日

Jリーグ 第4節 vs 鹿島アントラーズ プレビュー


2014年3月23日15時00分:カシマスタジアム

前節の清水戦を4-1、ミッドウィークのACLブリーラム戦を4-0と2試合続けて快勝したセレッソの今節はアウェイで鹿島との対戦。
以前は相性が良い相手だったんですがいつの間にか全く勝てなくなっています。
予想スタメン

■今シーズンの鹿島
昨シーズンを5位で終え、シーズンオフにはエース大迫が移籍、さらに目立った補強ができなかったことから今シーズンは苦しい戦いになるのではないかと思われましたが、前節連勝チーム同士の対決を制し、開幕3連勝、9得点0失点で3節ながらもリーグ首位に立っている鹿島。
今シーズンの基本となっているのは4-2-3-1で、GK曽ヶ端、DFラインは右から伊東・青木・昌子・山本、ボランチには柴崎と小笠原、2列めは遠藤・土居・豊川でワントップにダヴィというメンバーでここまでの3試合は全てこの11人。水曜日のナビスコカップでも入れ替えたのはGKだけといういかにもブラジル人っぽい事になっています。
そして、4-2-3-1ですがベースは4-4-2というか中盤ボックス型の4-2-2-2なので2列めの両サイドはSHというよりも中に入ってきてプレーするので攻撃の横幅をつくるのはSB。逆にいうとSBが出てこないと中央で渋滞が起こってしまいます。
ボランチに小笠原と柴崎を置き、SBを上げて2列目の両サイドが中に入ってくるという戦い方をする鹿島ですが、攻撃で本当に怖いのは縦に速い攻撃で、スペースがある段階でダヴィに速く入れてしまいそこに2列めの両サイドが絡んでくる攻撃の爆発力はかなりの精度があります。
そのダヴィ以外に鹿島の攻撃のストロングポイントと言えるのが右サイドの遠藤と伊東のコンビで、伊東は昨シーズン途中から右SBのポジションを掴み継続して積み上げている分コンビネーションもよく出来ており、遠藤には一発の左足もあるので対戦相手としては厄介な2人です。

一方守備の形は4-4-2でセット。
おそらくセレッソ戦ではダヴィと土居のどちらかが必ずボランチを捕まえる、中盤からDFラインに近づいてくる選手をチェックする形になるかと思いますので、そこをCBとボランチで上手く外してビルドアップできるかどうかというのがポイントになってくるでしょう。
そしてリーグ戦では3試合連続で無失点勝利と未だ失点0ですが、水曜日のナビスコカップではGK以外同じメンバーだったにもかかわらず前半にスペースを使われて立て続けに2失点、最終的には3-1で今シーズン公式戦初黒星となりました。

■プレビュー
徐々に連携もあってきて、ACLで移籍後初ゴールを決めたフォルランなどセレッソの攻撃陣に注目が集まっていると思いますが、この試合の最大のポイントは山下・カチャルのCB対ダヴィのマッチアップ。
ACLの山東戦でヴァグネル・ラヴというダヴィと同系統のワールドクラスの選手とやりあった彼らがどういう戦いを見せるか。
セレッソが勝利するためにはダヴィに仕事をさせない事が必須です。
そして遠藤・伊東の鹿島の右サイドに対するセレッソの南野・丸橋の左サイド。
清水戦・ブリーラム戦とMOM級のプレーを見せ1つ上のステージに進もうとしている南野がスペースに走れる展開になればセレッソの勝利は大きく近づきます。

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