2013年3月14日木曜日

Jリーグ 第3節 vs FC東京 プレビュー

2013年3月16日15時:大阪長居スタジアム
予想スタメン

ハッキリ言って内容は悪い、けど開幕2連勝。そんな中でホーム長居に迎え入れるのはこちらも2連勝のFC東京。
開幕戦は大分の動きのあるプレーに少し手を焼いたが、前節の柏戦は攻守に充実した戦いで3-0と快勝しているチームである。

前節のプレビューで「クルピ監督にしては珍しく」と書いたが、セレッソはなんと今節でも動いてきそう。
フォーメーションはクルピ監督が「ノーマル」といった新潟戦・甲府戦の後半の形4-4-2に戻し、エジノと柿谷の2トップ+山口と南野の2列目。そして最も驚きなのが両SBを椋原と新井場という新加入コンビに入れ替えてくる事が予想される。
杉本は前節アシストという記録を残したが、エジノとの関係と播戸の発熱で実質ベンチに計算できるFWがいなくなるからという理由からかベンチスタートになりそう。

一方の東京は快勝した柏戦と同じメンバーが予想されるれるが、徳永が胃腸炎で別メニューでの調整を行っており右SBについては流動的。ポポビッチ監督によればそれほど酷くは無いとの事だが、もし間に合わなければ練習試合で右SBに入った田邉や開幕戦での負傷から練習に復帰しているらしい加賀が入る事も考えられる。

注目はやはりセレッソのSBの所。
セレッソの特に左SBは(というか丸橋は)、昨シーズンの不在時に全く攻撃の形ができなかった事でもわかる様にビルドアップの起点として非常に大きな役割を果たしている。その為にキャンプから右SBは選手が入れ替わり起用されていたが左SBは一貫して丸橋が務めていた。
経験や実績から考えると新井場が入る事に不足は全く無いが、他のチームとは少し異なり特殊な役割を担っているセレッソの左SBとして機能するのか、または丸橋とは異なる役割を担うのかに注目したい。
また、FC東京のこの2試合を見ると両SHにルーカスと長谷川が起用されており、サイドを縦にというよりもこの2人でポイントを作り、中央からサイドのスペースに流れる東を使う形になっており、SBはこのルーカスや長谷川と直接マッチアップするポジションでもあるので守備面での活躍にも期待がかかる。

さらにこの2試合で東京の充実ぶりを感じさせたのはブロックを作っての守備。
昨シーズンまでは前線からのプレスに比べてブロックを作った時には脆さを感じる事もあったが、この2試合では4-4-2または4-4-1-1の形になり前線の渡邉と東からしっかりボールホルダーにチェックに入り、ブロックの中に入ったボールに対しては米本と高橋が確実に潰しにかかっていた。
ボランチの扇原が最終ラインに下りる所から始まるセレッソの攻撃では、丸橋がいない分、柿谷が中盤を助けるプレーも増えるかと思われるが、そこで2列目に入る山口や南野と連動して米本と高橋の網をかいくぐる事ができればチャンスを作れるはず。

例年では考えられないぐらいに開幕直後から積極的に動いてくる事で感じさせるクルピ監督の今年にかける思いを、開幕3連勝という最高の結果でさらに加速させたい。

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